META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX,NOFOLLOW,NOARCHIVE" 脱「テレビ」宣言・大衆演劇への誘い 劇団武る
FC2ブログ
QLOOKアクセス解析
2018-04-16

劇団素描・「劇団武る」・《芝居「おさん徳兵衛」》

【劇団武る】(座長・三条すすむ)<平成20年2月公演・浅草木馬館>
 座長を筆頭に、座員は指導・勝次朗、副座長・藤千乃丞、女優・月城小夜子(元・松竹新喜劇)といった「実力者」が舞台を引き締めている。芝居の外題は「おさん徳兵衛」、大衆演劇の定番、「実力者」たちで主役・脇役を固め、安心して観ることができた。特に、座長の「お菰」役は絶品で、「あわれさ」と「あかるさ」(滑稽)を両立させる「上品」な雰囲気が舞台に漂っていた。「舞踊ショー」も、座長の「命くれない」「ああ、いい女」、副座長・藤千乃丞の「ある女の詩」等、女形舞踊が素晴らしく、印象に残る舞台であった。それに比べて、やや「立ち役」(男踊り)が単調、「色香」に欠けるので、指導・ショウジロウの「奥飛騨慕情」(これは伝統的至芸といえる逸品であった)を目指して、さらなる精進を期待したい。思うに、座長・三条すすむの持ち味は、「女形」の方にあるのではないか。古くは辻野耕輔、若葉しげる、近くは市川千太郎の方向性と軌を一にしながら、「里見要次郎」風ではない女形、たとえば「藤純子」的な風情を極めれば、大成するだろう。
VHSビデオ 唄と踊り 振りつき音多ビデオ 2巻組 OV-2 (カセットテープ付)VHSビデオ 唄と踊り 振りつき音多ビデオ 2巻組 OV-2 (カセットテープ付)
(2007/01/25)
不明

商品詳細を見る




にほんブログ村 演劇ブログ 大衆演劇へ
にほんブログ村 
blogram投票ボタン

観劇 ブログランキングへ

ブログランキングNo.1
ブログランキングNO1

2017-06-11

劇団素描・「劇団武る」《関東公演、今後の課題》

【劇団武る】(座長・三条すすむ)《平成21年7月公演・小岩湯宴ランド》
 昼の部、芝居の外題は「雁金文七」。この芝居の眼目は、主人公・文七(座長・三条すすむ)が義理の妹(都かれん)を助けようとして、図らずも、育ての親(義父)、つまり妹の実父(藤千之丞)を斬殺してしまうという、「何とも不条理な悲劇」を演じることであり、目の前の「金」に目がくらんだ義父の拝金主義をこらしめているようにも感じられるが、実を言えば、そんなややこしいことは二の次として、ともかくも「親殺し」の壮絶な場面を「おどろおどろしい地獄絵」として、「怪談劇」風に描出することが「ねらい」ではなかったか。もともとそんな気は全くなかったのに、妖しい運命の糸に操られて・・・、といった「不条理」が眼目だとしても、やはり空気が重すぎる、テーマが深刻すぎてついて行けない、というのが(私を含めて)小岩客筋の「本音」ではないだろうか。とは言え、客席は文字通り「立錐の余地もないほど」の大入り満員、まさに御同慶の至りであった。続いて夜の部、芝居の外題は「弁天小僧」。配役は弁天小僧・座長三条すすむ、日本駄右衛門・副座長・藤千之丞、大店の娘・都かれん、ばあや・月城小夜子、敵役親分・後見・勝次朗、子分たち(夜桜紫龍、中村直斗、都たか虎、都ゆうたろう)といった面々で「言うことはない」。昼の部とは打って変わって、「華麗さ」「艶やかさ」「粋」「いなせ」といった「江戸模様」を描出することが眼目の芝居であろう。舞台の結果は、「まずまず」といったところだが、欲を言えば(この劇団の実力ならできるはず、という期待を込めて)
敵役親分と子分たちの「絡み」(順番に娘を口説く件)、日本駄右衛門と弁天小僧の「息のあった」風情、弁天小僧「女形」から「立ち役」への変化の一瞬などなど、「見せ場」の数々が、江戸模様の「絵巻物」としては、「もう一歩」物足りない。なぜだろうか。一言で言えば「力が入りすぎている」のである。「メリハリ」(強弱・緩急・明暗などのコントラスト)にゆとりがなく「一本調子」なのである。ベテランと若手の「差」が、そのまま「舞台」に露出してしまうのである。私が、入団間もない新人・都ゆうたろうの舞台姿を見聞したのは、たしか昨年2月(浅草木馬館)、1年5か月ぶりであったが、今回の舞台を見る限り「大きな変化」(成長)は感じられなかった。ベテランの「活躍」は結構なことだが、そのために新人の「出る幕」を塞いでしまうきらいはないか。座長・三条すすむ、副座長・藤千之丞、(元松竹新喜劇)女優・月城小夜子、後見・勝次朗の「実力」は十分承知、酷なようだが、舞台に出ずっぱりでは、いささか「食傷気味」になるのも不思議ではない。大切なことは、その次の「役者連中」が、どのように舞台で輝くか、という観点であろう。とりわけ、(飄然とした)女優・都美千代、(いぶし銀の)重鎮・中山大輔、(不器用ぶりが魅力の)花形・夜桜紫龍、(本格的な演技が期待できる)若手・中村直斗、(ちょっと頼りなげで、いつまでも新人の魅力を保持し続ける)都ゆうたろうといった面々が、劇団(の舞台)にとっていつでも、どこでも「必要不可欠」な存在になったとき、その「実力」が倍増されることは間違いない。そこらあたりが、「劇団武る」、今後の課題ではないか、と私は思う。



にほんブログ村 演劇ブログ 大衆演劇へ
にほんブログ村 
blogram投票ボタン

観劇 ブログランキングへ

ブログランキングNo.1
ブログランキングNO1

2017-05-15

劇団素描・「劇団武る」・《配役・演出を「関東風」に見直して、がんばれ!》

【劇団武る】(座長・三条すすむ)〈平成21年7月公演・小岩湯宴ランド〉                                        昼の部、芝居の外題は「男命の破門状」。筋書きは単純、雷門一家初代親分が侍とのいざこざで起こした間違い(殺人)の罪を背負って凶状旅に出た人斬り源太(座長・三条すすむ)が、ほとぼりも冷め帰ってくると、初代親分はすでに亡く、聞けば、背中合わせの二天門一家親分(劇団指導・勝次朗)に闇討ちされたとのこと、しかし二代目は「証拠がない」と言って「仇討ちもせず」手をこまねいている。業を煮やした源太、二代目親分に「破門状」をたたき付け、単身、初代親分の敵討ちをするというお話。舞台の景色は「相変わらず」で、九州劇団特有の「こってり味」、関東の客にとっては「重苦しく」「しつっこいんだよねえ」。わずかに、縄張りを争う居酒屋の場面で出てきた看板娘、女優三人(都美千代、都佳恋、他)の風情が何とも「可愛らしく」「艶やかで」、彩りを添えていたことが救いだったと言えようか。何度でも言いたくなるのだが、この際(関東・東北公演では)、�座長は、「三枚目」「女形」に徹すること、�「二枚目」は、副座長・藤千之丞が「一手に」引き受けること、�劇団指導・勝次朗は、「ちょい役」「仇役」で、いぶし銀の「至芸」を見せること、が肝要である。今日の舞台でも明らかだが、月城小夜子を筆頭に、この劇団の女優陣は「立派に責任を果たしている」(関東の客を惹きつけている)ことに気づかなければならない、と私は思う。舞踊ショー・ラストで見せた「お祭りマンボ」(唄・美空ひばり)の、艶やかな舞台こそ、この劇団の「真髄」「真骨頂」なのである。
 夜の部、芝居の外題は「昇り龍の宇之吉」。大衆演劇の定番で、一匹狼・宇之吉と、男伊達の侠客・小金井小次郎の「物語」、見せ場は、宇之吉の「三枚目」(剽軽・闊達)ぶり(喜劇)、盲目となった母との出会いと別れ(悲劇)、小金井小次郎の「貫禄」といったところで、座長の宇之吉は「当然の配役」だが、副座長・藤千之丞の小次郎役は「やや荷が重い」。勝次朗の小次郎、千之丞の仇役の方が「映えた舞台」になったのではないだろうか。この芝居でも、茶店の娘(芸名不詳)、駆け落ち男女の娘(都佳恋)など、女優陣の「ノーテンキな」「明るさ」が「えもいわれぬ色香」を添えていた。加えて、若手・中村直斗の「用心棒役」も見事、配役の工夫次第では、すぐにでも迫真の「名舞台」を描出できるのに・・・、と私は思う。座員各々の「実力」は「水準」以上だが、どちらかといえば「芝居よりは舞踊で魅せる劇団」かもしれない。座長の「女形」、勝次朗の「立ち役」、副座長・藤千之丞の「舞姿」は「鹿島劇団譲り、月城小夜子、夜桜紫龍の個人舞踊も「お見事」、とりわけ、中村直斗と都たか虎の「積丹半島」は、若手でなければ踊れないアクロバチックな相舞踊(洋舞)で、本日、出色の出来であったと思う。
 客筋の話では、「今日の座長、元気がない」。それもそのはず、ここは東京・小岩、月あたり1万人の観客動員が「相場」だが、思うように「数字が伸びない」か・・・。だがしかし、この劇団の「実力」は半端ではない。ひとたび「ツボにはまれば」大ブレークは確実、再度「配役」(座長は「女形」「三枚目」、副座長は「二枚目」、指導・勝次郎は「仇役」に徹し、若手を抜擢すること」、「演出方法」(座長、絶叫調の口跡は垢抜けない、もっと力を抜いて、軽妙洒脱に。愁嘆場、修羅場はあっさりと)を《関東風》に見直して、心機一転、頑張った舞台を期待する。
VHSビデオ 歌と踊り 名曲歌謡舞踊集VHSビデオ 歌と踊り 名曲歌謡舞踊集
(2008/09/09)
不明

商品詳細を見る




にほんブログ村 演劇ブログ 大衆演劇へ
にほんブログ村 
blogram投票ボタン

観劇 ブログランキングへ

ブログランキングNo.1
ブログランキングNO1




2017-03-03

劇団素描・「劇団武る」・《芝居「遊侠乱れ笠」》

【劇団武る】(座長・三条すすむ)<平成20年2月公演・浅草木馬館>
 前回、芸名がわからなかった役者がわかった。若手・中村直斗、都たか虎、都ゆうたろう、夜桜紫龍、女優・都美千代、都なつき、都かれん、それにベテラン・中山大輔といった面々である。芝居は「笹川乱れ笠」(「天保水滸伝」の外伝?)、笹川繁蔵が飯岡助五郎の放った刺客(旅鴉・座長)に殺される筋書であった。本格的な「任侠劇」で、「実力」も申し分ないのだが、「息抜き」(力を抜いて客を笑わせる)場面が全くなかった。それはそれでよいと思うが、ではどこを「見せ場」にしているのだろうか。刺客が笹川一家の代貸し・子分達に「わざと討たれる」場面、血糊を使って壮絶な風情を演出しようとする意図は感じられる。だが、客の反応は「今ひとつ」、表情に明るさが見られなかった。やはり、観客は、笑いのある「楽しい」舞台を観たいのだ。舞踊ショーでは、藤千乃丞の「お蔦」、座長の「愛燦々」(いずれも女形)が印象に残った程度で、全体的に盛り上がりに欠けた。舞踊に使う音楽は、それ自体が「鑑賞に耐えられる」ものを選ぶべきだと思う。吉幾三、鳥羽一郎、林あさ美、氷川きよし等、「二流どころ」の歌は聞き飽きた。
あら、まあ!~林あさ美Video Clips~ [DVD]あら、まあ!~林あさ美Video Clips~ [DVD]
(2005/09/22)
林あさ美

商品詳細を見る




にほんブログ村 演劇ブログ 大衆演劇へ
にほんブログ村 
blogram投票ボタン

観劇 ブログランキングへ

ブログランキングNo.1
ブログランキングNO1

2017-02-02

劇団素描・「劇団武る」・《芝居「かんぱち身代わり仁義」》

【劇団武る】(座長・三条すすむ)〈平成20年2月公演・浅草木馬館〉                                                  昨日に引き続き「劇団武る」(座長・三条すすむ)。芝居は「かんぱち・身代わり仁義」創作舞踊は「片割れ月夜」。昨日の座長の口上では「面白いお芝居」とのこと、期待して観に来たが、結果は以下の通りであった。<ミニショー>①旅姿三人男(都たか虎・夜桜紫龍・中村直斗):三人とも舞踊の「実力」は「水準」またはそれ以上であるが、振り・表情の中に、「三人男」(大政・小政・石松)の特徴が表れれば言うことはないのだが・・・。②「大阪すずめ」(都かれん):東京女に対する大阪女の意地を秘めて、「浮き浮き」と「弾むような」雰囲気が出てくれば・・・。(しっとり踊る必要はない)③「ヨンハチヨンのブルース}(副座長・藤千乃丞):「楷書的」な芸風に好感が持てる。④「唐獅子牡丹」(都たか虎):音楽はロック調、しかし衣装・振りは「高倉健」風、というアンバランスが目立った。いっそのこと、サングラスに須賀ジャンで「洋舞」に徹した方が雰囲気が出るだろう。⑤「見返り美人」(都なつき・都美千代):表情は「美人」だが、身体全体で「美人」をあらわせたらなぁ・・・。(「ちょっぴり美人」(「お祭りマンボ)でいっこうにかまわない)⑥「なにわの花」(座長・三条すすむ):衣装(かつら)・表情・所作・振り、を「総動員」して「藤山寛美」(もどき)を演じられればなぁ・・・。月城小夜子との「相舞踊」が実現できれば最高の舞台になるだろう。
<芝居・「かんぱち・身代わり仁義」>:なるほど座長の口上どおり、面白かった。特に、舞台を盛り上げていたのは、旅籠・吉野家の姉娘・おすみ(都美千代)である。この女優は、どんな芝居でも「とぼけ」「そっけなさ」「淡々」といった芸風で、味がある。「演技」の中に、自分の個性(地)を「取り混ぜられる」貴重な存在である。概して、「劇団武る」の芝居は「本格派」で、「重厚」「迫真」「緊張」に満ちた「葛藤」「愁嘆」を真骨頂としているが、そんな中で「ほっと息抜き」する場面を作り出せるのが、彼女ではないだろうか。同様に、まだ駆け出しの新人・都ゆうたろうの「とまどい」「不慣れ」な演技も、花を添えている。まだ「蕾」にもなり切れない新人に声をかけ、温かく見守る座長、先輩座員のチームワーク(やさしさ)に、私は感動する。座長、副座長、指導・勝次朗、重鎮・中山大輔、女優・月城小夜子らの「実力者」、それに次ぐ、夜桜紫龍、中村直斗、都美千代らの「演技派」、若手の都なつき、都かれん、都ゆうたろうと、まさに「役者は揃っている」。この芝居では、座長と副座長が「義理の兄弟」、「二枚目」を競い合う設定も面白かった。副座長が、「年下なのに可愛さでは座長に負ける」とぼやいていたが、まさにその通り、コミカルで可愛い座長、「二枚目」は「楷書的」な副座長、という役割分担(二枚看板)に徹することで、今後の展望が大きく開けるのではないかと思う。座長の女形は、絶品であり、若葉しげる、市川千太郎、(場合によっては女優・市川恵子、月城小夜子)と「肩を並べている」(勝るとも劣らない)のである。
<舞踊ショー>①花笠月夜(たか虎・紫龍・直斗・かれん・美千代・なつき)②「風雪流れ旅」(座長)③悲しい酒(副座長)④人間劇場(直斗)⑤すきま風(歌唱・座長)⑥あいつ(紫龍)⑦じょんがら子守唄(かれん・みちよ・なつき)⑧うちの人(月城)⑨八木節一代(紫龍)⑩傘の中(副座長)⑪ランド(?)舟歌 ⑫時代屋の恋(座長)⑬雨の大阪(勝次朗)⑭ラストショー・片割れ月夜
 以上がその演目であった。舞踊ショーの眼目は、「踊りを観せながら、実は、歌を聴かせる」ところにある。観客は、歌そのものが秘めてる三分間のドラマを、役者の舞踊でたしかめ(噛みしめ)ているのである。だとすれば、歌そのものの「良し悪し」が、舞踊の「できばえ」を左右することは必定であり、まず選曲に細心の注意を払うことが必要であろう。つまり、舞踊ショーの演目は、「流行歌」として一級品の作物をとりいれることが肝腎である。一級品の「流行歌」と、一流の「舞踊」が「合体」したとき、「至芸」が誕生する。今日の舞台では、副座長・藤千乃丞の「悲しい酒」が「至芸」に相当する。(ただし、「悲しい酒」は、都はるみ、文殊蘭の作物もあるので、それらを聴き比べながら、踊り分けられるようになれば、まさに盤石と言えるだろう)「傘の中」(五木ひろし)も「水準」を超えていたが、「楷書的」芸風のためか、やや「男の色香」が不足気味だった。「風雪流れ旅」「時代屋の恋」(座長)、「うちの人」(月城小夜子)、「雨の大阪」(勝次朗)は、いずれも「舞踊」は一流、申し分ないのだが、「歌」の方がそれに及ばない。(選曲のミスが残念だった)息抜きとして、(あるいは若い客層に合わせて)観せるだけの「舞踊」(ジャズ、ロック調、曲芸風ののダンス)があってもかまわない。しかし、その演目だけが続くと「飽きる」ので気をつけたい。 
 ちなみに、これまで観た「舞踊ショー」の中で「至芸」に値する演目は以下の通りである。①「明日はお立ちか」(梅澤隆子)②「それは恋」(梅澤武生・梅澤富美男)③「お吉物語」(大川龍昇)④「俵星玄蕃」(南條影虎)⑤「麦畑」(荒城蘭太郎・子役)
 以上、昨日の「不満足な」気持ちは、払拭され帰路につくことができた。
昭和を飾った名歌手たち(6)昭和を飾った名歌手たち(6)
(1999/01/21)
小唄勝太郎、三島一声 他

商品詳細を見る




日本直販オンライン
QVCジャパン
にほんブログ村 演劇ブログ 大衆演劇へ
にほんブログ村 
blogram投票ボタン

観劇 ブログランキングへ

ブログランキングNo.1
ブログランキングNO1



スポンサードリンク


プロフィール

e184125

Author:e184125
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログランキングNO1
ブログランキングNO1